| 九頭竜湖の裏側を探索してみる
最近になってようやく気温も下がり、段々と秋らしくなってきましたね。ちょうど今頃の気候が一番過ごしやすいのではないでしょうか。
そんな中またまた出かけて参りました。まだちょっと紅葉のシーズンではないですが…(まぁもうすぐだとは思うのですが)
今回は福井県の九頭竜湖ですが、あまり知られてはいないだろうと思われるスポット「裏九頭竜湖」(湖の対岸に走る小道)に行って参りました。
私がここを始めて走ったのはかれこれ10年ぐらい前です。大型バイクの免許を取り能登半島を一周しようと試みたのがきっかけで、
岐阜から福井へ抜けようと湖を通ろうとした時、ちょうど自動車が湖に落ちるという事故に遭遇してしまいました……
ゴールデンウィークの真っただ中、大渋滞にハマリ、何とか抜け道を探そうとしたことがきっかけで偶然この道を発見。
以後その魅力にハマってしまった訳でして… 本州にもまだこんな景色があるんだなぁと関心しております。
まずはポイント①辺りになるのですが、ちょうど白鳥ICから福井の方に走ってくると湖が見えてきます。もう少し走るとちょっと見えづらいんですけど左手に橋が見えて、左折できそうな道があります。まぁ迷わず左折すると湖に架かる橋が見えてきて、対岸に行くことができます。(ここの景色がまた良い。結構人がいましたねこの日。)
ちなみに上の写真は橋から岐阜県方面を見たところ、下は福井方面を見たところ。どちらも霧がかかっておりますが、それもまた風流な感じということで。
橋から福井方面を見た景色ですが、真ん中辺りをよく見るとこれから出かけるであろうカヌーが並んでいます。
一度でいいから乗って、一日中探索してみたいものです。
いよいよ奥の方へ進んで行きます。しばらく進むと小さい橋が架かっており、左手を見るとなんとまぁ幻想的な景色。前人未到な感じがして思わず立ち止まってしまいます。
しかしもう少し進むとある立て札が目に入ってきます。
なんとなく流れで行くと上の写真は鉱山の入り口かと思いきや、道の途中にあるトンネルです。(おそらくむかしの人たちが生活の一部として使っていたものでしょうか?) 雰囲気が良かったので撮影しておきました。
ようやく晴れ間がのぞき始め、また霧が無くなってきたのでちょっと休憩を取ります。ここまで来るとホント自然の中に居る気分です。比較的高い位置から湖の向こう側が見えるのは格別な気分ですね。若干紅葉し始めている辺りなんかいいです。
湖を右手にしばらく走って行くとその景色も終わりを迎え、高木が織り成すさわやかな林道景色に変わって行きます。
途中小川が流れていたり、滅多に見ることのできない野生のサルの集団なんかにも出くわすようになります。まさに大自然の懐中に居る気分にさせてくれます。
道幅の狭いクネクネした舗装林道をしばらくゆっくり走ります。そこを抜けて行くとまたまた別の湖が見えてきます。
この湖の名前は笹生川貯水池(正確には池ですね)と言うそうです。こちらも結構いい景色なんですけどね。この日も向こうから日が差し込んでいて水面がキラキラ輝いておりました。思わずシャッターをパシャリ。
九頭竜湖の裏側へ続く道景色は、もう本当にそれは手つかずの自然みたく感じになっています。(雪が降ると行けないと思いますが…) たまの休日にふらっと行ったりなんかすると、とてもリフレッシュして帰って来られます。
国土のせまい日本の中には様々な良い景色たちがありますが、この九頭竜湖周辺も数ある名所の中で引けを取らない存在ではないかと思います。 お近くにお越しの際は是非行ってみてはいかがでしょうか!!