| プチ旅行記… 四国へ行ってきました。 ~後編~

 

四国へ来てから3日目ぐらいだったような?… 冒頭のこの像を生まれて初めて間近で見ました。大きいですね。
室戸岬を後にしてからさらに西の方面へ行きました。本来の予定ではとりあえず四国一周を目指していましたが、隅々まで行くには時間が足りません。有名な場所へは行きたいと思ってましたが、まずは坂本竜馬の出身地である高知県の桂浜までは行こうかなと思います。
 

室戸岬を後にしてからまず高知県の桂浜を目指しました。言わずと知れた坂本龍馬さんの故郷であり、私が小学生の頃に読んだ伝記本の一人でもあります。幕末の攘夷派の獅子と呼ばれる人たちは、こんな場所から始まった訳ですね。
 

■高知市…まず坂本龍馬記念館に来ました。

本当に四国は初めて訪れた場所ですので、右も左も分からない状態です。(色々事前に調べはしたのですが… 詳細までは分からず…)高知に来たからにはまずはここかな的なノリです。外観はコンクリート外壁の立派なガラス張りの建物です。周辺を海や山に自然に囲まれた、アートな雰囲気の空間です。一応撮影許可がある程度OKだったので、できる限り画像を載せて行きます。
 

本人が来ていた羽織だそうですが、確かこんな感じの物を着て写真撮ってましたよね?これかな?結構大きなサイズでした。
 

本人が所持していた拳銃です。錆具合が歴史を感じますね。暗殺未遂に終わった寺田屋事件の際に、実際に使った物だと思います。(3~40人ぐらいの幕府の見廻隊に囲まれた際、二人を撃ったそうです。)ですが、その際に自身も手元を斬られ、弾を込めることが出来なかったそうです。この時は裏口から脱出して一命を取り留め、九死に一生を得た出来事だったそうです。
 

記念館を一通り見てみて、本人のメモや手紙の多さに感心しました。意外に緻密に関係者とやりとりをしていたことが伺えます。この巻物は奥様と旅行に出かけた際に、山のスケッチを取った物だそうで、細かく状況が記されているのが分かります。偉人の観察眼でしょうか。
 

再現された近江屋の部屋

近江屋の模型

あまり前後関係が分からないのですが、実際に暗殺されたのは恐らく1年後の”近江屋旅館”という場所です。これはその模型で、最奥の部屋であったようです。当時はここに本人と盟友の中岡慎太郎が居ました。私もそこまで詳しくは無いのですが、誰に暗殺されたのか真相は分からないそうです。

 

■高知市 桂浜に立ち寄りました。

坂本龍馬の故郷である高知市。私が小学生の頃読んだ本には、ここ桂浜が登場し、坂本龍馬が愛した地であるという描写でした。確かに初めて訪れましたが、松並木が海岸のすぐ後ろに立つ景色は、中々日本的な風情のある景色で、素晴らしいものでした。幕末の風景もこんな感じだったのでしょうか。

砂浜の上に松並木が並んでいる光景は初めて見ました。時代劇の世界観です。

観光地だけあってかなり整備されている印象でした。目前に雄大に広がる太平洋を望むこの景色を見ていると、坂本龍馬もこの地を愛した理由がよく分かる気がします。日本は海に囲まれた島国で、海岸を目の当たりにすることはよくありますが、砂浜に植わる松並木がここまで風情溢れる景色を作っているのは、中々無い光景で新鮮でした。しばらくこの思い出に浸るとします…