Royal Copenhagenロイヤルコペンハーゲンの‘Tenera’テネラシリーズの花瓶です。デザインはGreth Helland Hansen グレーテ・へランド・ハンセンです。
ブルーベリーをモチーフとした可愛らしいパターンを白地に藍色で引き締め、すっきりとした デザインに仕上がっています。 バックスタンプにはGreth Helland Hansen(GHH)のサインが入っています。
Riihimakiガラスの特徴は、幾何学的な線を駆使したデザインや渋みのあるカラーリングです。特にタマラ・アラジンがデザインしたものは、計算されたものが多いようです。
一方ナニー・スティルがデザインした物は、アーティスティックな形が特徴的でもあります。
美しい形は見ているだけでも気分が良い物です。特にガラスに光が差し込んだ時の美しさには、目を見張ります。
ガラス器を部屋に飾るコツとして、光の差し込む場所に置くのが良いですね。
1950年当時北欧の陶磁器メーカーは、才能あるデザイナーやアーティストを登用し、手描きによる陶器類を作っていました。特にロイヤルコペンハーゲンのアルミニア工場は、ファイアンス焼きに特化した工場であったため、手間を掛けることが許されようです。そのような環境でテネラシリーズは、当時アートディレクターであったニルス・トーソンと若き6人の女性デザイナーたちによって作られました。
ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークの陶磁器メーカー。絵付けはすべて手描きで、製品の裏側にはロイヤルコペンハーゲンのマークと、アーティストのサインが入っています。古くは日本の古伊万里染付の影響を強く受け、手描きによるコバルトブルーの絵柄が特徴。1868年から制作されている「ブルーフルーテッド」はベストセラーの1つ。唐草模様パターンで緻密なレース技術が繊細で格調高く、特に日本人の人気を集めています。