この北欧独特の薄い青い色の花瓶は上部にフリルが付いたデザインで、安定したフォルムが感じられます。お部屋のインテリアとしてさわやかで存在感のある一品です。
形態がら見ますとデザインは、おそらくアイモ・オッカイネンによるものではないかと思います。
- ● メーカー
- リーヒマキ/Riihimaki Lasi
- ● デザイナー
- アイモ・オッカイネン/Aimo okkainen
- ● サ イ ズ
- 幅約24.5cm×高さ約13.5cm/製造年:1970~1975年ぐらい
- ● 状 態
- こちらはヴィンテージ品で、経年劣化による独特の風合いがあります。特に目立つキズ等はございません。
- ● 生 産 国
- フィンランド
|アーティスト&ブランド
■タマラ・アラジン/Tamara Aladin 1932年~
タマラ・アラジンはフィンランドのデザイナー/ガラスアーティストです。1959~1976年までリーヒマキに在籍していました。 主に海外向け(ドイツ)の家庭用ガラスウェアを中心に150以上のアイテムを手がけました。(1960年代におけるリーヒマキのガラス花瓶生産の約半分は、彼女によるデザインです。)代表作には「コーラル」や「ディスクベース」シリーズがあります。現在はフィンランド南部ハミラで創作活動を行っています。
■リーヒマキガラス Riihimaki Lasi 1910~1990年
リーヒマキガラスは1910年、フィンランドのリーヒマキ地方(ヘルシンキから北に70km)にM. A. Kolehmainenらによってに設立されました。設立当初から、家庭用ガラス容器等を生産していたようです。 1950年頃からデザイナー(ナニー・スティル、タマラ・アラジン、アイモ・オッカイネン等)を起用してガラス花瓶を生産し一躍人気となります。その後Ahlstrom社に買収され、1990年に工場が閉鎖となりましたが、今でも多数のコレクターが存在し根強い人気があります。