タイカとはフィンランド語で”魔法”を意味します。この作品はフィンランドの自然や、森の中に住むフクロウ、鳥がモチーフとなっており、それらが幻想的な魔法の世界感の姿で表現されています。とてもファンタスティックですね。
クラウスさんは自身の作品にストーリー性を持たせることを重視するそうで、この作品もまた故郷のフィンランドの自然をインスピレーションを得て、独自のストーリーを生み出すことに成功しています。
■幻想的なイラスト
■丸型もソフトボールが二つぐらい入る大きさがあります。
幼少時に見たロシアのTVアニメに影響を受けて、イラストレーションへの興味を持ちます。フィンランドのラハティ応用科学大学のグラフィックデザインを専攻しています。 リーバイス、マリメッコ、ドルチェ&ガッバーナなど数々の有名企業へのデザインを提供しており、現在はロンドンを拠点に活動し、自身のブランドも立ち上げています。 日本では2010年開催の伊勢丹クリスマスのメインビジュアルや、ディスプレイ等も手掛け、一躍有名になりました。おとぎ話に出てくるような独特なイラストのタッチが、人気を博しているようです。
イッタラは、1881年にガラス工場として設立されました。1920年代から1930年代にかけイッタラは、家庭用品の生産を継続するとともに、実験的で芸術的な商品を作るベンチャーへと拡大しました。 その時期にアルヴァ・アアルト、オイヴァ・トイッカ、タピオ・ウィルッカラらが活躍したようです。 現在ではアラビア、ロールストランド=グスタフスベリ等を傘下に置き、フィンランドを代表する企業へと成長を遂げました。