| 暑い季節 日傘の効果や選び方あれこれ

 


 

 

年々夏の気温が上がる中で、長時間の外出の際には、日傘が必要になってきます。日傘があるだけで、体感温度が変るだけで無く、熱中症対策にも一役買っています。そんな日傘ですが、どれくらいの効果、また選ぶ際の判断基準などはあるのでしょうか。
 

 

 

そもそも日傘の効果とは?

  

紫外線対策として女性が使っているイメージが強い日傘ですが、最近では男性用の日傘も多く発売されるようになりました。夏の強い日差しを避けるためだけでなく、春先の紫外線が強い時期には「日傘がないと外に出られない」という人は多いのではないでしょうか?

  

  

遮ることによる涼しさ

   
太陽光から日陰に行くことで、体感的に涼しくなります。実際の表面温度を計測すると、20℃近い差があるデータもあるようです。日差しを遮ることで、かなり違いや効果があることが分かります。中々侮れません。
 

  

    
  

紫外線カット

  
二つ目の大きな役割としてはやはり、太陽光の紫外線から日焼けを防ぐためです。人は紫外線を浴びると、それに対処するため、一時的に皮膚が黒くなります(日焼け)。しかしそれが度重なるうちに皮膚細胞の再生能力が低下し、日焼けの元であるメラニンを外に排出する力が弱まり、シミとなるわけです。日傘をこれらを予防するために使う訳です。

     

~日傘の色/素材による温度差の違い~

  

白と黒の効果の差

紫外線対策には黒色がお勧めで、白色は紫外線を反射するのに対し、黒色は紫外線を吸収するそうですが、殆どの日傘は、UVカットのための薬品を表面に塗っており、どちらの色の日傘でも紫外線カットの効果は変わらないようです。しかし、UVカット加工は時間とともに落ちていき、効力が薄れてしまうので、そうなると黒色の方が紫外線吸収効率が良いです。照り返し対策にも黒色の方が良いと言われています。
 

  

    

~日傘の寿命/紫外線カット効果~

  

一般的な持続期間

 
基本的には日傘のUVカット機能の効果が持続するのは2-3年と言われています。しかし、使用頻度や保管方法によっても変わってきます。頻繁に使用する人だと開閉時の摩擦などでUVカット効果が落ちるのが若干早くなる可能性があります。
 

  

~まとめ~

日傘と使用するメリットや選び方、長持ちさせるメンテナンス方法について紹介しました。色やサイズによる効果の違いがあることが分かりました。ですが、最近の日傘はUVカット処理が施されているので、性能には大差がないようです。そういった側面からもデザインを選ぶ際の選択肢は多くなりました。また定期的にお手入れすることによって、UVカット効果の寿命も長くなるはずです。
日傘選びの参考になれば幸いです。