1974年に発表された「世界のこどもたちのシリーズ」の"北"を意味する”ノース NORTH”と名付けられたオブジェです。北方地方らしいエスキモーではないかと思われる少女がモチーフになっています。もともとこのシリーズはユニセフ基金の為に作られたシリーズで、その当時リサ・ラーソン人気に火が付き、セールス的にも良かったシリーズでもあります。東西南北それぞれにキャラクターが与えられていて、一見して分かりやすい展開になていますね。
こちらの商品1970年台当時に作られたヴィンテージ品になります。作品名には、北を意味する”ノース”という名前が付けられています。ふっくらしたエスキモーらしい出で立ちが良い感じです。商品の状態は目立つキズも無く良い状態です。
リサ・ラーソンはスウェーデン陶芸学校卒業後、1954年Gustavsberg社へ入社。1979年までの約20年間にわたりGustavsbergの専属デザイナーとして活躍する。 やさしくかわいいコケティッシュな動物や家族の愛情、素朴で温かみのある表現豊かな表情のフィギュアを製作する。GustavsbergではLisa Larsonと同時期にStig Lindbergも在籍している。 Stig LindbergやKarin Bjorquistらと並びGustavsbergを代表する作家となる。
スウェーデンを代表する陶磁器メーカー、グスタフスベリの創業は1825年です。 当初はセラミック全般の生産が中心でしたが、1960年以降ブィルヘルム・コーゲーを始めとするデザイナーが活躍し、 中でもスティグ・リンドベリやリサ・ラーソンのデザインしたモノは今でも根強い人気があります。