1960年代に発表されたパターン「マンシッカ」(イチゴ)。こちらはアジア限定の特別モデルで、ピンクのイチゴが配されたデザインになっています。大胆なイチゴパターンデザインは、いかにもマイヤ・イソラらしい作風です。こちらは2023年春に発売されたモデルです。
マリメッコのマグカップはコレクションとして集めてる人も中には居たりします。カラーやバリエーションが豊富な分、自分だけの一品をチョイスできそうで、日々の生活をパッと明るくしてくれそうなアイテムです。
マリメッコマグのスタンダードと言えばウニッコパターンです。発売以来、毎シーズンカラーバリエーションが追加されてきました。レッドやブルー、イエロー、ブラックは発売から変わらぬ定番カラーで、マリメッコの顔となりつつあります。ウニッコマグは、デイリーユースにおいて、生活に彩りを与えてくれるアイテムです。
フォルムデザインはOIVAに代表されるフィンランド著名デザイナー:サミ・ルオツァライネン氏によるものです。最近のマリメッコテーブルウェアは、彼のフォルムデザインが大半を占めます。美しく無駄のないフォルム、実際に使用した時の使いやすさ、電子レンジ使用ができる等デザインと利便性を高い次元で有しています。
マイヤ・イソラは、1949年に、マリメッコの前身Printex OY(プリンテックス)の為に、最初のプリントテキスタイルをデザインしました。その後1987年まで、マリメッコのインテリアファブリックのヘッドデザイナーを務めまた、ヴィジュアルアーティストとしても有名な存在でした。 彼女は多くの才能に恵まれ、独自のユニークな視点や先見性で、当時の出来事を解釈し、表現しました。彼女は、それぞれに異なるテーマと高い技術をもつすばらしいパターンをによる、500を超える作品を生み出しました。
その始まりは1951年、アルミとヴィリオ・ラティア夫妻によって、‘斬新’‘ユニーク’‘飽きのこない’かつ‘美しい’商品を戦後のフィンランドに生み出したという強い思いをコンセプトとして誕生しました。著名なデザイナーを起用した、とてもカラフルなテキスタイルが特徴で、ジャクリーン・ケネディがマリメッコのドレスを愛用していたことが報道されたことで、アメリカでの知名度が急上昇したようです。その後も鮮やかな配色と図柄が印象的なテキスタイルは、性別・年齢を超えて、世界中の人々から愛され続けています。