KIVIとはフィンランド語で”石”を意味するそうで、厚いクリアーガラスで覆われた全体的な形がそう見えるのかも知れません。 裏面を見ると”marimekko”と刻印されていますが、こちらはマリメッコとのコラボアイテムになります。
デザイナーであるヘイッキ・オルボラさんは70年代にヌータヤルヴィに入社するのですが、その時代といえば、カイ・フランクさんがディレクターを務め、厳格な機能主義を掲げる流れもあり、まさにその流れを汲んだのが彼であり、このKIVIではないかと思います。
|主役はキャンドル
このKIVIは、主役であるキャンドルの灯りを生かすために設計されたデザインです。普段キャンドルを灯さない時はインテリアとしても良く、光が挿した時には、まるで宝石のような透き通る輝きを見せてくれます。
このようにKIVIは色々なシチュエーションを考慮して作られています。
また「カラーはデコレーションの一部」とカイ・フランクが言った様に、色彩豊かな絶妙なカラーリングがラインナップされています。
- ● メーカー
- イッタラ
- ● デザイナー
- ヘイッキ・オルボラ/Heikki Orvola
- ● サ イ ズ
- 約φ65×H60mm/材質:無鉛ガラス
- ● 状 態
- 新品/専用パッケージ入り
- ● 生 産 国
- Made in Tailand
|アーティスト&ブランド
■ヘイッキ・オルヴォラ 1943~/フィンランド
デザイナー・ガラス作家 1960年代から活動。最初はフィンランドのガラスメーカーNuutajarviのアーティストとしてスタート。 1987年よりアラビアに参加し、 MoreeniやIllusia、24hなどのシリーズをデザイン。 1980年代の終わりにはマリメッコでテキスタイルのデザインも行っている。 またiittalaとマリメッコのコラボレーションによるカラフルなキャンドルスタンドのシリーズKiviが有名。 数々の受賞暦がある。1998年にはカイ・フランク賞(フィンランド)を受賞。
■イッタラ iittala 1881年~
イッタラは、1881年にガラス工場として設立されました。1920年代から1930年代にかけイッタラは、家庭用品の生産を継続するとともに、実験的で芸術的な商品を作るベンチャーへと拡大しました。 その時期にアルヴァ・アアルト、オイヴァ・トイッカ、タピオ・ウィルッカラらが活躍したようです。 現在ではアラビア、ロールストランド=グスタフスベリ等を傘下に置き、フィンランドを代表する企業へと成長を遂げました。