「タラサイタ」等のパターンデザインで60~70年代に活躍したデザイナー:アニカ・リマラによる「プケッティ」というパターンデザインです。このパターンも昔から変わらず人気で、日本では限定カラーが販売されるなど、どことなく「和」を感じさせる親しみやすいデザインです。
マリメッコのマグカップはコレクションとして集めてる人も中には居たりします。カラーやバリエーションが豊富な分、自分だけの一品をチョイスできそうで、日々の生活をパッと明るくしてくれそうなアイテムです。
マリメッコマグのスタンダードと言えばウニッコなんですけど、変わった柄が発売されたのが恐らく2005年ぐらいからだと思います。毎年パワーアップして行く様が見ていて痛快で、 特に2012年頃のシカをモチーフとしたマグは、
今では入手しづらくなっています。新しいデザイナー達が作り出すデザインが、また違った魅力があってとても良いのです。
2018年も新たに複数のシリーズが発表されたのですが、これもまた今までとは違った魅力があり、若手デザイナー/アイノ・マイヤ・メッツオラの作り出す世界観が、とても神秘的なデザインとなっています。 これからはテーブルウェアも”マリメッコマグ”が活躍しそうです。
アニカ・リマラはフィンランドの著名なテキスタイルデザイナーです。マリメッコには1960年~1982年まで 在籍し、彼女の代表的な作品「タサライタ(縞模様)」で一躍有名になりました。彼女の作り出すパターンは、 今でもスタンダードデザインとして根強い人気があります。マリメッコを退社後は、彼女の娘であるIlkka Rimalaとともに作家活動を続けていたようです。
その始まりは1951年、アルミとヴィリオ・ラティア夫妻によって、‘斬新’‘ユニーク’‘飽きのこない’かつ‘美しい’商品を戦後のフィンランドに生み出したという強い思いをコンセプトとして誕生しました。著名なデザイナーを起用した、とてもカラフルなテキスタイルが特徴で、ジャクリーン・ケネディがマリメッコのドレスを愛用していたことが報道されたことで、アメリカでの知名度が急上昇したようです。その後も鮮やかな配色と図柄が印象的なテキスタイルは、性別・年齢を超えて、世界中の人々から愛され続けています。