グスタフスベリを代表する女性デザイナーの一人:カーリン・ビヨルクイスト/Karin Bjorquistによる作品「コボルト」です。コバルト色と白の対比が美しい作品で、全てハンドペイントで描かれています。日本文化にも影響を受けており、どことなく「和」の雰囲気を醸し出しています。
こちらの商品は、1960~70年代当時に作られたヴィンテージ品で、経年による独特の風合いがあります。中古品につきカトラリーキズ等が所々にありますが、使用には問題ない範囲です。(ソーサー裏面には焼成時にできた支柱跡が3箇所ほどありますが、キズではありません。)
- ● メーカー
- グスタフスベリ(スウェーデン)
- ● デザイナー
- パターン:カーリン ビョールクウィスト/Karin Bjorquist フォルム:スティグ・リンドベリ/Stig Lindberg
- ● サ イ ズ
- カップ:Φ9.5cm×H6.0cmソーサー:Φ15.0cm
- ● 状 態
- 基本的にヴィンテージ品としては、まずまずな状態です。カップの表面とソーサ―表面に若干のスリキズあり。底面縁に釉薬の剥がれあり。
- ● 生 産 国
- Made in sweden/製造年:1970年代
|アーティスト&ブランド
■ カーリン・ビョルクイスト/スウェーデン
スウェーデン出身の女性陶芸家で、グスタフスベリにおよそ40年在籍し、スティグ・リンドベリ等そうそうたるメンバーとも共に活躍したことでも有名です。 ストックホルムの総合芸術大学にて、陶芸家であるエドガー・ブックマンに学び、1950年からグスタフスベリ製陶所にて活動をスタートします。 彼女の作る作品は、幾何学模様とブルーを基調としたシンプルなものが多く、そこに女性らしい繊細さが加わって、絶妙なバランスを見せてくれます。 また日本の陶芸へ強い興味を持っていた彼女は、陶芸家の浜田庄司らとも親交が深く、 度々来日していたようです。代表作にはコボルトやスバルトルーテルがあります。
■グスタフスベリGustavsberg 1825年~
スウェーデンを代表する陶磁器メーカー、グスタフスベリの創業は1825年です。 当初はセラミック全般の生産が中心でしたが、1960年以降ブィルヘルム・コーゲーを始めとするデザイナーが活躍し、中でもスティグ・リンドベリやリサ・ラーソンのデザインしたモノは今でも根強い人気があります。
― ヴィンテージ品につきまして ―
こちらで取り扱う商品は実際に使用されていたユーズド品です。長い年月暮らしの道具として大切に使われてきた「風合い」として、細かいキズやシミ、色褪せ等がある場合がございます。新品では味わえない、ヴィンテージ特有の風合いを楽しんでいただくことにご理解を頂いた上でご注文いただけますようお願い致します。