こちらはバルブンライタ柄をあしらった扱いやすいジッパータイプのスタンダードポーチです。こちらのパターンの生みの親である、ヴォッコさんは、フィネルの鍋やポットで有名なアンティ・ヌルミスニエミの奥様です。
バルブンライタ/VARVUNRAITAとは"小枝ストライプ"という意味だそうで、何気ない雰囲気の中に"小技"が効いた、飽きの来ないデザインとなっています。素材はコットン100%で内側の部分は、防水を考慮したビニール樹脂加工が施されています。
ヴォッコ・ヌルミスニエミは、マリメッコにおいてはマイヤ・イソラとその名を二分するほど著名なデザイナー/先駆者として、 記憶に残るパターンを多く世に送り出しました。彼の夫でもあるアンティ・ヌルミスニエミは、ホーロー製品で有名な"フィネル"の デザイナーでもあり、夫婦揃ってフィンランドを代表する存在です。 テキスタイルにおいては、Varvunraita(小枝ストライプ)に代表される大胆で繊細、そして飽きが来ないパターンが特徴となっています。 また自身のブランドも立ち上げ、多くの人を魅了しています。
その始まりは1951年、アルミとヴィリオ・ラティア夫妻によって、‘斬新’‘ユニーク’‘飽きのこない’かつ‘美しい’商品を戦後のフィンランドに生み出したという強い思いをコンセプトとして誕生しました。著名なデザイナーを起用した、とてもカラフルなテキスタイルが特徴で、ジャクリーン・ケネディがマリメッコのドレスを愛用していたことが報道されたことで、アメリカでの知名度が急上昇したようです。その後も鮮やかな配色と図柄が印象的なテキスタイルは、性別・年齢を超えて、世界中の人々から愛され続けています。